1.システム概要


 INTERGLAD Ver.6は、図2.1.1のように、インターネットで提供されるアプレット版と、CD-ROMでソフトが提供され、データはインターネットからでもCD-ROMからでも利用できるスタンドアローン版、およびCD-ROM版の3通りがあります。




< INTERGLAD Ver.6の提供システム>

INTERGLADの利用契約者には、アプレット版、スタンドアローン版およびCD-ROM版のすべてが提供され、全ての機能が利用できます。 
CD-ROM版だけを購入することも可能ですが、利用できる機能とデータはかなり限定されます。  
 非契約者向けのメニュー(お試し版)で、動作の一部を確認することができます。この場合に利用可能なデータは、カタログデータに限られます。

(1) 検索機能
24万件以上のINTERGLADデータと、ユーザーデータを検索するための機能です。
(2) 解析機能
検索結果の解析や、X−Yプロット、三角図、データ密度解析、ガラス化範囲の解析・判定等が行えます。
(3) 設計支援機能
重回帰分析による組成設計、新ガラスの設計、特性計算式による特性値の予測などを支援します。
(4) ユーザーデータ登録機能
利用者が保有するデータをINTERGLADデータの形式で登録するための機能です。
登録することにより、INTERGLADデータと同様に、検索・解析・設計機能が利用できます。




2.システム構成


 INTERGLAD Ver.6のシステム構成は図2.2.1の通りです。
アプレット版とスタンドアローン版は、INTERGLADサーバに接続して使用します。システム起動後サーバへの初回アクセス時に、ユーザー認証画面が表示され、ユーザー名とパスワードの入力が要求されます。

(1) アプレット版
 アプレット版は、サーバ側にあるプログラムをその都度Java Appletとしてパソコンのキャッシュに自動的に取り込んで利用します。INTERGLADを閉じて再度立ち上げたときも、改めてAppletを取り込み直します。インターネットの回線容量が低い環境やセキュリティシステムが適合しない環境では、快適に利用できない場合があります。データベースはサーバDBに限定されます。プログラムの不具合等は適宜修正されます。
 
(2) スタンドアローン版
 スタンドアローン版は、プログラムをパソコンにインストールして使用します。データベースはサーバーDB、ローカルDB(HDD)およびユーザーDBが利用できます。ローカルDBやユーザーDBの単なる検索はユーザー認証を必要としませんので、INTERGLADサーバーとの接続は不要です。データ等はServletで送受信されます。インターネットの回線容量が低い環境でも問題なく利用することができます。プログラムの不具合等の修正はニューガラスフォーラムから送付されるパッチファイルにより行います。

(3) CD-ROM版
 CD-ROM版は、プログラムとデータベースをパソコンにインストールして使用します。データベースはローカルDB(HDD)およびユーザーDBが利用できます。ユーザー認証を必要としないローカルDBやユーザーDBの単なる検索、および、ユーザーデータの登録機能が利用できます。最新データの提供やプログラムの不具合修正等のサービスは受けることができません。



INTERGLAD Ver.6 システムの構成

3.必要なハードウェア


(1) パソコン本体
@ Windows98SE/2000/XP の動作するAT互換機
RAMメモリは、128MB以上が必須です。CPUにPentium以上を搭載している機種を推奨します。
A Linuxコンピュータ

(2) 必要ディスク
 OS等を含まない、INTERGLAD Ver.6単体の動作に必要なディスク容量は以下のとおりです。
@Javaアプリケーション: 45MB
AローカルDB  : 700MB


(3) CD-ROMドライブ



4.必要なソフトウェア


(1) 動作OS
@ Windows98SE、Windows 2000、Windows XP

(2) Webブラウザ
INTERGLAD Ver.6のアプレット版を利用する場合に必要となります。
@ Internet Explorer 5.5以上
A Netscape Navigator 6.0以上




5.システムのインスト−ル


 INTERGLAD Ver.6スタンドアローン版は、Javaアプリケーションです。システムのインストールが必要です。
詳しくは、セットアップ用CD-ROMのインストール手順書をご覧下さい。

 なお、INTERGLAD Ver.6の動作には、Javaソフトが必須です。ご使用のパソコンにインストールされていない場合は、プログラムインストール手順に沿ってJava(J2SE 1.4.2_01 JRE 以上)をインストールして下さい。




6.画面遷移図


(1) 共通ヘルプ機能
※各画面から呼出します。




(2) 検索機能/解析・設計支援機能




(3) ユーザーデータ登録機能





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